以下略の方眼用紙

3Dダンジョンゲーで、方眼用紙にマップを描いて完成させていく事に快感を覚えたら、貴方も私と同類です。

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◆第五章◆辿り着いた始まりへの道を見据えよ

「おや、新米冒険者かい?困るねえ、最近多いんだよ。遊び半分で迷宮に来る輩が。」
元老院の執務室に入って早々、俺たちを罵声で迎えたのは宝石などで身を派手に飾った、目の大きいお婆さんだった。
「ちっ、めんどくさそうな婆さんだ・・・。」
「ハンゾー、声に出てるよー。」
「しまった!俺としたことが!」
「あんたら、よくも私の前でそんな茶番ができるねえ。」
「早速だけど、僕たち世界樹の迷宮に挑戦しに来たんだ。」
「そこの覆面根暗男の舌打ちから察するに、交渉で最初のミッションを妥協してやろうって魂胆らしいねえ。」
「覆面根暗男というテロップには物申したいが、分かっているのならば話は早い。どうだ?できないか?」
するとご老体は間を置いて、
「そうだねえ、よし。」
「どうなんだ?」
「あんた今さっき心の中で私のことを『ご老体』とか思っただろう。」
何故わかったのだ。
「まあそれはいいんだ、私だって重々承知しているよ。ところでミッションの件なんだけどねえ。」
「何かあるみたいだな。」
「・・・これを説明するにはまず世界樹の迷宮の内部構造から説明する必要がありそうだね。」
老婆は間を置いて、説明を始めた。
その内容はだいたいこんな感じだ。世界樹の迷宮は全部で25層から成立しているということが、「大異変」についての古文書学者の研究でわかっている。それが4層ごとに一つの「迷宮」として成立している。第一迷宮「垂水ノ樹海」第二迷宮「海嶺ノ水林」第三迷宮「光輝ノ石窟」第四迷宮「深洋祭祀殿」第五迷宮は王家の森になっていて、たとえ冒険者であろうと通すことは許されていない。王家の森は大異変以前より転移装置でつながっており、第5迷宮単位では構造はわかるがそれ以外は分かっていない。第六迷宮に至っては全くの謎であり、攻略されているのは地下6階まで。即ち第二迷宮の中盤である。
「・・・意外と攻略は進んでいないんだな。」
「あたしゃもっと進んで欲しいとは思っとるがね、なぜかその階層に行った冒険者が一人として帰ってこなかったんだよ。」
「うー、ぞっとしないねえ。」
「とりあえず俺たちは第一迷宮から潜っていきたい。」
「そう、その話だったねぇ。地下一階の地図を半分完成させることが試験、ミッションなんだが、まあ今回は事件が起こっているからね。妥協してやってもいい。」
「事件?」
「第一迷宮の最新部、地下4階の最奥に開けた空間があるんだけれど・・・。」
「・・・それがどうしたんだ?」
「そこに超巨大なモンスターが現れたんだよ。泥を操る巨大なナマズ「魔魚ナルメル」が。」
「なっ・・・!?」
「ナルメル。聞いたことがあります。」
「なんですの?ナルメルって?」
「どこかの国の王、その国では王をファラオと言いましたね。そのファラオの名前でした。」
「・・・知っている。荒れ狂うナマズという意味だ。」
「あんたらよく知ってるねえ。そう言う意味であたしたちがつけんたんだ。」
「奴は自身の危険を察知すると逃げ出す割に、そこを通ろうとすると攻撃してくるんだ。」
「倒せないのか?」
「この街で有名なとあるギルドにもう頼んだよ。・・・。帰ってこなかったけどねえ。」
「・・・。」
「しかも自分の危険を察知すると取り巻きを呼ぶらしいのさ。」
「そういえばその情報は誰から?」
「ペイルホースっていう硬さだけが取り柄の石橋を叩きまくった末に渡らないような超安全重視のギルドさ。奴らは取り巻きが出てきた時点で逃げてきたんだが、ああ、奴らは逃げるじゃなくて戦略的撤退といっていたねえ。」
「俺たちにそいつを倒せと?俺たちはまだここに来たばかりで冒険者としては新米だ。」
「人員不足でね。アリアドネの糸(※)を忘れずに持って行きな。覆面根暗男は逃走系の術を使えるだろう?」
「一応はな。それとさっきから思っていたのだが口と鼻をマフラーで隠すことのどこが覆面なんだ?」
「うるさいねえ。わかったらとっととお行きよ。」
そう言われて俺たちは外に追い返された。どうやらとんでもないお荷物をつかまされてしまった感のある俺たちは、迷宮へ向かう。

(※)アリアドネの糸・・・ 世界樹の迷宮シリーズに登場する帰還アイテム。使用することで一瞬で街に戻ることのできるアイテムだが、所持金の少ない序盤では、少し割高感のあるアイテム。

注意書き:なんで婆さんはわざわざ迷宮の構造を説明しないといけないとか言ったかって質問ですが、まあ要するにナルメルの出現場所をわかりやすく教えるためです。主に読者に。
あの説明で世界樹3のプレイ経験がなくてもわかるかな、わかるといいな。と思ってます。会話文主体だと説明文小難しいね☆(きゃぴっ 
説明しないとわからないとかそういう文章はできるだけ書きたくないんですがやっぱり物書きとしては未熟です。ってか受験勉強しないとやばいのに何書いてんだ俺は。ではさようなら。
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  1. 2012/09/23(日) 13:08:10|
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