以下略の方眼用紙

3Dダンジョンゲーで、方眼用紙にマップを描いて完成させていく事に快感を覚えたら、貴方も私と同類です。

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◆第7章◆B2F:厄災待ち受けし泥濘の大地

「うわ…。」
2層に上がった瞬間、何かが今までと違う、と感じた。
空気が、違う。
「前回と違ってシリアス展開ですわね。」
「うわー、肉壁ちゃんメタ発言だよー。」
「肉壁…、ちゃん!?肉壁ちゃん!?それどういうネーミングですの!?」
「黙ってください肉壁。折角のシリアスムードがぶち壊れですよ。」
「僕が思うに、肉壁はちょっと空気読めないよね。」
「だよねー。ふざけるとこで真面目にやって、真面目なとこでふざけるよねー。」
「「ねー。」」
そこまで来て、
「おいお前ら、似たような口調で対話すんな。書いてる作者が混乱してる。」
「結局メタ路線ですのね。」
スクードがそう言うと、ほか一同が揃って、声が重なる。
「「「「お前のせいだ。」」」」
「ええ!?そうなんですの!?そうなるんですの!?」
他愛もない会話をしながら進むと、道の曲がり角に、人がいた。
金髪に鋭い目、着物を着て、その上から甲冑をまとい、肩に収めた2振りの日本刀。
その男は、俺たちを一瞥して
「…何だお前らは。そのフザけたノリは。観光客か?ここは既に迷宮区だ。今まで死ななかったことが奇跡だぞ。」
そう言って睨む。鋭かった眼光がさらに鋭くなり、吹き抜けた一陣の風で、髪が揺れる。
風が収まり、改めて彼の姿を見ると、
「ちょ、お前ら見ろよ!この髪型!」
「うわ、どうなってるんですの!?」
「クスッ…、もしかしてホントに格好良いと思ってるの?」
「これは…いや、皆さん、見るからに元老院の偉い方ですから失礼の無いようにしてください。…プッ。」
「…お前たち、死にたいのか?」
男は見るからに怒り心頭という顔でガンを飛ばす。
「きゃー、不良よー!」
「…。お前ら、言い出した俺が悪かった。少し黙れ。話が進まん。」
そう言って俺は男に顔を向ける。
「失礼済まなかった。俺たちはギルド「トゥルーシーカー」だ。新米ギルドだが…。」
「成程、婆さんが言ってた奴らはお前らか…。聞いてたより強者という感じではないな。」
「まだ怒ってるのか?大丈夫だ、キャラとしては秀逸なんじゃないか?…、プッ」
「笑いをこらえながら言うな!…俺はクジュラと言う。元老院の用心棒を務めている。」
「その髪型で、か?…、まあ良い。なんでこんなところにいるんだ?」
するとクジュラはイラ、っとした顔つきになって、直ぐに真顔に戻る。どうやら髪型の話は無視することにしたらしい。
「新米。お前らに伝えろ、という元老院からの指令だ。ここからの迷宮は命をかけてもらうことになる。」
「どう言う意味だ?」
「あれを見ろ。」
そう言ってくジュラが指を刺した先には、今までとは明らかに空気の違う魔物が、佇んでいた。
あたりの空気が違う。煌々と燃えるようなオーラを放つ、そのシンボルは、場違いなほど異様な空気を放っていた。
「あれはFOEと言う。階層を間違えたほどの強さを持つ敵だ。」
「あー、中ボスってやつですわね。」
「黙ってください、肉壁。」
「ちょっと僕たちは肉壁を粛清するからハンゾウは勝手にそこの奇髪なお兄さんと話進めといて。」
奇抜ではなく奇髪と書いて「きばつ」と読むセンスに少し感動しそうになった。
スクードはリーラとアレスに連れらえ、茂みの裏に連れて行かれる。罵声が聞こえるが聞こえないことにした。
「…。」
「少しいいか、新米。中ボスとは何だ?」
「ああ、クジュラさん、あんたみたいなNPCは知らなくていいことだよ…。」
「NPCとはなんだ?…、まあ良い。あいつとは戦わないほうがいい。背伸びしたら倒せる、とか、少なくともそういったレベルの敵ではない。」
そう言って本当に真剣な顔になり、
「奴らは格上とかそういうレベルではない。確実に敵わない。そういう厄災だと覚えておけ。死にたくないのならば。」
じゃあな、といってクジュラはどこかに去っていった。
「…、FOE、ですか。」
「たしかにアレはやばそうだな。交わしていくのが無難そうだ。」
「あー、僕たちが一歩歩くとあれも一歩動くんだね。動きを先読みしてかわすのが良さそうだね。」
「あー、そういえば私聞いたのですけど、この層の奥のあたりには、足場を取られるような泥だまりがあって、それも考慮してFOEを交わす必要があるみたいですわよ。」
「めずらしく肉壁ちゃんがお役立ちな言葉を放ったよー。」
「否定できないのが辛いですわ…。」
「…ともあれ、要はパズルということだろう。任せろ。ターン制のボードゲームは得意だ。」
「まさか将棋やチェスがそんな言い方をするだけでテレビゲームの一種みたいになるとは思いませんでした。」
「逆によくわかったねアレス。」

…で、
「見つけたぞ。あれがB3Fへの階段だ。」
「大変な道のりだったね…。」
「端折った!端折りましたわこの方々!迷宮攻略のシーンを完全に端折りましたわよ!」
「うざいです肉壁。俺の耳に聞こえる周波数で言葉を放たないで頂けますか?」
「外道ですの貴方…?」
「まあぶっちゃけ、他人がRPGプレイしてるの見て楽しいか?それを文章にしたのを読んで楽しいか?」
「反論できませんわ…。」
そうして、俺たちは新たな冒険の舞台へと、俺たちは階段を下りる。





・FOE:フィールド・オブ・エネミーの略称。マップを徘徊しており、接触することで戦闘が発生するいわば「シンボルエンカウントエネミー」。このシリーズにおいては基本的に鬼畜を地で行く外道なスペックを持った奴らが多く、安定して倒せるようになるには工夫とレベルを要する。レベルを上げても全滅させられることもしばしば。

・クジュラ:変な髪のひと。めっちゃ強い。2振りの刀『妖刀ニヒル』と『緋緋色金之光剣』を使う。以下公式設定画集より引用「姫に代々の忠義を尽くす武家の出。何人の追随を許さない剣技を誇り、迅獅子をして、『軍神(スヴェントヴィト)』とまで言わしめた」らしい。ようはめちゃんこ強い。んでもってこの髪型である。いやもうほんとね、「奇髪」って単語も出来るってもんですよ。
クジュラさんテラ奇髪←この方。



ええ、やっと2層です。いいじゃん趣味なんだし!締切なんてねえんだよ!ところで受験終わったぜグヒヒ。正直言って深夜テンションだから自分でも何してえのかわかんないです。とりあえず肉壁はネタキャラ確定ですな。
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  1. 2013/03/10(日) 22:47:09|
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